妻が、他人の雌になるまで・裏 ―ショートカット巨乳妻・佐々木美咲の場合―【ろいやるびっち】

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

数多くのNTR作品がありますが、「なぜ寝取られるのか」に対してアンサーを出した本作は非常に革新的な作品だと思いました。今までの既存作品は、どうしても気持ちいいから堕ちるという回答が大半の中、プレイとして、そして愛の形として堕ちる（しかも完堕ちする）と言うことを分かりやすく書いたことは衝撃でした。話の流れも、加治木に言われた「マゾだから」から「夫を愛してるから」の心情の変遷が伝わりやすく、かなり良く出来た作品だと感じています。購入前は前作のスピンオフ・補完的な作品と考えていましたが、その期待を超える1つの傑作として扱っていいものです。

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

愛する夫の為…隣人にNTRプレイを承諾して貰う……隣人の使用済みコンドームをマ○コに残しながら…夫に興奮してもらう…寝盗らせプレイは過激さをまし、隣人の妻として振る舞い、夫を他人のように扱う所最高に良かったですッ!!

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

前作ヒロインの妻からNTRの心情を感じさせる作品。夫と二度と会えない選択をした中でも、さよならが永遠の絆に変わる、そんな作品。

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

裏が発売されたタイミングで買ったけど。読んだときにまずエロさや寝取られとしての好きよりも先に人の愛情の表現に感動した。まず夫のコンプレックスとそれに伴う性癖。自分に自信がなく、自分より強い男への潜在的な恐怖と妻に対する愛情と同じだけ不安を抱えているからこそ妻の変化が怖くもあり、自分が望んでいた結末でもあることに絶望と快楽を見出している点。妻としても夫の愛情の不安と隣人kじゃら向けられる独占欲に近い執着。また、夫が愛してくれているからこそ自分が離れていくことを望んでいるという今までの不安が解消されると同時にほの暗い井戸に体を浸すがごとく冷たくも生ぬるいような暗く深い深淵へと沈んでいく戸惑いが描写されており、テンプレ的なNTRものにある片方の愛が消え去り捨てられるというものではなく離婚はする。しかし隣人の妻として隣で生きていくし顔を合わせなくても、壁越しに想像するだけでも今も精神的なものでつながっている。即物的な目に見える愛ではなくある意味プラトニックな真の愛を見つけたともいえる終わりで心が押しつぶされると同時に脳髄から神経を伝い指先まで夕凪を感じたように火照った頭と体が冷えていくような冷静さが生まれる作品でした。外伝があるとしたら加治木の人に対して疑り深くも即物的な劣情と証拠や契約に固執している性格の理由が明かされる前日談が欲しいなと思います。ジャンルとしてはNTR物ではありますが、根本的には純愛ものだと思うので迷ったら読んでみてほしいです(笑)。

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

好きな作者さんで、今回はヒロインのデザインも好みであったこともあり絵的には大満足でした。私は喪失感が好きな寝取られが好きなので、実を言うと寝取らせはそうでもありません。もちろん、この作品でも喪失感は十分に感じられるのですが、前作の「裏」という立付けの今作は最終的に妻は元夫のために他の男の所へ行きました。寝取らせというのはものすごく歪んだ、他人には理解できない純愛なんですよね。喪失感だけなら前作の夫目線のほうが強く感じられます。これは好みの話なのでたぶん蛇足になるのかなと思いますが、本篇の後をもう少しだけ書いてほしかった。他の男との子供も生まれて、その男関連の人間関係もできて完全に別のカテゴリーで生きている元妻の様子まで描いて、妻がまだどう思ってるかわからないけど夫目線だと完全に喪失している様を見たかった。

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

今作は妻目線となっております。私個人はストーリーよりもイラストが肌に合う方を重視している人なのでストーリーに関しては特にコメントする事はないですが作画は巨乳、デカ○くび と私好みでした。

ある意味、官能小説を読んだような読後感があった。すなわち、計算された緻密な表現と台詞、心情描写。素晴らしい！出来れば前作を読んでから今作を読むと、より理解が深まるでしょう。「裏」とタイトル付けただけあります、画期的でとても面白い試みだなと(今後もこういった作品みたいですね)なにより、作者様の画力が上がってる気がします少なくとも前シリーズよりも上だと感じましたあえて不満(欠点)をあげるなら…はるこすシリーズみたいにカラーでみたいかなと(笑)フルカラーまでとはいかずとも、数ページか、おまけで1枚絵を幾つか拝みたいあとは、もう少し衣装や下着がセクシーな感じだとより人妻感があって良かったかもなと(そのページを増やして欲しかったという方が正しいか)いずれにせよこのシリーズ、革命的な作品です。ありがとうございました！

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

こちらの作品は続編ではあるが、前編未読でも問題はない。ただし、前編を読むと読後の「感情」が二倍以上に膨れ上がる。とにかく読んでほしい。それ尽きる。話はそれからだ。とにかくエロくて抜けるのは確かなのだが、読後感の鬱と呼ぶのも乱暴なこの虚無感はなんと例えればいいのだろう。NTRものとて、非常に作りが丁寧で、半分読んだころにはすっかり登場人物に気持ちが入り込んでしまう。美咲は私の妻であると錯覚してしまう。まだ一度読んだだけなのでまだ大切な人を手放した虚無感から抜け出せずにいる。これで良かったんだろうか、何が間違っていたのだろうかと自問自答してしまう。まるで文学作品を読み切った後のような心地だ。この作品は今度も何度も何度も読んでいくだろう。そして、何度も何度も登場人物のような喪失感にさいなまれるのだろう。もう一度言う。とにかく読んでほしい。

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

目を疑った。あの素晴らしい作品の裏作品が発売されてるとは！妻視点ゆえになぜ前作でああなったかがわかります。妻はそれでも……いやこれ以降は買ってごらんになってください（笑）

※このレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

夫の前で夫婦のように振る舞う＆夫を他人のようにように扱う、は心を抉られたいNTRerにはなかなかくるものがあるシーンだった。