ゼウス

ゼウス

誰もいない和式の個室で、彼女は黒々とした毛を揺らし、驚くほど黄ばんだ下着を晒して、ただ音だけを響かせていた。【ゼウス】

【作品説明】静まり返った個室の空気に、遠くから水音が反響していた。制服の彼女は、無言のままスカートを指先ですくい、脚をゆっくりと開く。光が差し込む中、その奥に浮かび上がったのは、黒々とした陰毛。まだ誰にも手を入れられていないその濃さが、肌の白さを際立たせていた。パンツは、驚くほど黄ばんでいた。あんなに可愛らしい子が、こんなふうに汚すのか──その...
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補習のあと、彼女は制服のまま僕の前に立っていた。ボタンに触れる指と、静かに揺れる視線に、僕はただ言葉を失っていた。【ゼウス】

【作品説明】放課後の教室、あるいは僕の部屋。誰にも知られず続いた補習の時間は、静かに形を変えていった。彼女は制服のまま、黙って立っていた。何かを待つように、何かを誘うように。その指先がシャツに触れるたび、僕の意識は現実から遠ざかっていく。目の前にあるのは、制服と、熱と、呼吸だけ。制服のしわと、揺れる髪と、言葉にならない沈黙。もう、何を失...
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レースの合間、仮設トイレでレンズが捉えた、もうひとつの本番。彼女の音も響いていた──裏ピットに響く放尿盗撮【ゼウス】

<<作品説明>>コンクリートの熱気、アスファルトを叩く陽射し。ピットから漏れるエンジン音の向こう、仮設トイレの扉がかすかに揺れる。ヘルメットを脱いだ彼女は、息を殺してしゃがみ込む。汗ばむ太腿を震わせながら、競技用スーツを腰まで下ろすと──そこから溢れたのは、マシンにも負けない‘爆音’だった。誰にも気づかれないはずだったその瞬間を、レンズはしっかりと捉え...
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毎朝あの階段で会うあの子。 向こうは僕のことなんて、きっと気にもとめていない。 でも僕は──毎朝、あの子を見ている。 この両目と、もうひとつの‘目’で。【ゼウス】

<<作品説明>>始発駅の改札を抜けて、少し早めにホームへ向かう。その途中、階段の下で立ち止まるのが、もう習慣になっていた。彼女は、いつも決まった時間に現れる。制服、鞄、歩幅。何も変わらない、はずだった。だけど──スカートがわずかに揺れたとき、見えてはいけないものが、見えた。レースの端。やわらかな曲線。ふとこちらを振り返った彼女の顔に...
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久しぶりに会ったいとこは、もう子どもじゃなかった──何も知らない顔で、俺を試すように笑う【ゼウス】

<<作品説明>>夏の終わりに、いとこの家を訪ねた。ひさしぶりに見る彼女は、俺の記憶にある‘あの子’とは、どこか違っていた。あどけなさの中に、どこか女の輪郭を感じるような…そんな成長を、彼女自身はまるで気にしていないようで。ソファに寝転び、足を組んで俺を見るその目が──まるで無邪気に見えて、どこか挑発的だった。「どうしたの?そんなに見て...
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