ぱいんだー出版

しとしとと降る雨の音。約束もなく、ただ歩いていた。夫を亡くし、心も濡れたままの私──。駅まであと少し…そんな時だった。通り雨どころか、まるで運命が襲ってくるような土砂降り。薄いブラウスは肌に張り付き、ノーブラの胸の先端がくっきりと浮かぶ。スカートとパンストもびしょ濡れに透けて、私の哀しみをいやらしく晒していた。「濡れすぎだよ。入る？ ここ…...

午前中、彼女は診察室に呼ばれていた。検査という名目で脱がされた下着は、そのまま返されなかった。「今日はもう、着けないでくださいね」医師の言葉に頷いた彼女は、うつむきながら病室へ戻り、ベッドに横たわっても、脚を閉じることさえ意識してしまう。そのまま何事もないフリをして、昼を過ごした。けれど──彼女の中では、すでに‘午後の約束’が始まっていた...

午後4時。病院はまだ診察中。看護師の足音や、遠くのチャイムが響く。そんな時間帯に、彼女はそっと診察室の奥へと誘った。白衣の男が去ったあと、個室の照明が落とされる。「……さっきから、ずっと疼いてたの」ガウンの前をはだけ、そっと脚を開く。外にはまだ誰かがいる。カーテン1枚、ドア1枚の向こうに気配がある中で、彼女の腰は震えるように動いていた...

午後3時。午前中だけの診察が全て終わり入院患者だけとなった。院内は静まり返り、機械の電子音だけがかすかに鳴っている。本来なら、誰もいないはずの手術室。だがその奥、ひとつだけ残された手術台に、入院用のガウンを着た女が立っていた。「ここなら…誰にも、見つからない…よね？」足元はスリッパも履いていない。薄いガウンの下は何度も抱かれた肌、太腿には...

冷蔵庫の氷水を飲み干すのが、最近の小さな楽しみ。コンロの火を止めて、キッチンでエプロンを外していたときだった。「お母さんも行こうよ、フィットネス体験──楽しいから」──そんな、なんでもない日常だった。そう言ったのは、まだ結婚前の娘。最初は軽い気持ちだった。ちょっと運動不足だったし、娘と一緒に外に出るのも、久しぶりだったから。でも─...

新妻だけの、秘密のバレー練習──。光るブルマ、汗ばむバレーウェア。跳ねるスパイク、そのたびに揺れる柔らかさ。汗が滲み、スク水のように密着するユニフォーム。そして──打ち込まれるスパイクに合わせて、ビリビリと破かれるウェア、溢れ出す体液。羞恥と快感が交錯する、ママさんたちの汗だくバレー。誰も使っていない静まった体育館で始まる。もう、止ま...

新婚の美咲は、夫の親友・悠斗が隣に引っ越してきたことで心が揺れ始める。夫の留守中、ふとしたきっかけで悠斗と二人きりの時間を過ごすうち、彼女の好奇心は禁忌の扉を叩く。最初は罪悪感と羞恥に苛まれるが、悠斗の優しい言葉と熱い視線に心が溶けていった。葛藤を乗り越え、快楽に身を委ねた美咲。やがて全てを投げ出し、欲望のままに彼を受け入れる。夜の静寂の中、二人...

新人キャビンアテンダント・彩花。空港のカウンターに立つたび、制服越しに送られる視線を、スカートの奥、パンストを透かす素肌に、ひたひたと感じていた。張り詰めた受付の空気。ラウンジで盗まれた、熱のこもったキス。ふと胸元が乱れ、制服の誇りが揺らぐ夜もあった。どんな任地でも。時に、素朴な異国の仮宿で──潮風に吹かれながら、二人は静かに、身体を重ね...