くにふとわーく エマについて、俺が知っていること。【くにふとわーく】 仕事と彼女を同時に失った『俺』は半ば人生を終わらせるつもりでやってきた橋の上で褐色の肌の女性――エマに声をかけられる。エマの優しさに救われた『俺』は明日を生きる希望を見出すがある朝エマは姿を消し『俺』の手元にUSBメモリが届けられる。そこにはエマが『俺』に隠していた彼女の本当の姿が映し出されていた――***他人の悲しみに寄り添う事... くにふとわーく